2月も後半になりました。幼児の歯ブラシPart2
2020年2月24日
こんにちは!福井県福井市「矯正歯科みねた」歯科衛生士で心理カウンセラーの峰田幸枝です。
2月に入っても暖かい日が続いていましたが、少し冬の寒さを感じる日が少しありますよね!暖かさに慣れてしまって、毎年冬はこんなに寒かったかしら?と思い寒さを実感していましたが、今年は春が早く訪れる予感がしている今日この頃です!また、コロナウィルスなども流行り大変な年になっていますが、体調管理にお気をつけください!
さて今回のブログは、前回に続きで「3歳までに気をつけていこと」・3歳以降のお子様についての「歯ブラシ・うがい・歯磨き粉」について書いていきたいと思います。
まず、3歳までに気をつけておきたいことは!
⭐️大人と同じスプーンやお箸、大人が口をつけたペットボトルなどをお子様と共有しないこと。(むし歯菌が感染してしまう恐れがあります。)
個人差はありますが、平均的に6ヶ月前後で最初の乳歯が生え始めてきます。最初の離乳食も始まってきている時期と思われます。離乳食が進み、乳歯の数も増えてきて一歳半くらいで前歯の乳歯が生えそろってきます。食事も大人に近い硬さになってくるためについつい大人の使用しているスプーンやお箸で与えてしまいがちです。うっかり!ですね。上の図でもあるように、一歳半くらいからが一番感染しやすい時期になります。注意したいですね!
そこで、大人にもできること・すべきことがあります。
・現在、むし歯がある方はしっかり治療をしておきましょう!
・定期的に歯のクリーニングに行きましょう!
・キシリトールガムなどを噛む習慣をつけましょう!(キシリトールには、むし歯菌を減らす効果があります)
以上のことは、今すぐにできることなので大人自身も頑張ってみましょう!
⭐️幼児の歯磨きについては「歯を磨く」ということに意識を向けすぎて、嫌がる時も無理やり追いかけたり、抑えたりして磨き「歯磨きが嫌いになる」ということが起こらないように注意しましょう。子供達は、大人の行動をとてもよくみています。ですからまずは、大人がしっかり歯磨きをする姿を見せ、お子様と共に一緒に楽しく磨くようにしてみてはいかかでしょうか?
また、うがいや歯磨き粉についてですがこれについても慌てずゆっくり!「ぶくぶくうがい」ができるようになってからで大丈夫です!これも、お子様によって個人差がありますからゆっくりお子様の成長に沿ってみていただけたらと思います。
「歯磨き粉」についても、慌てて使用する必要はないと思われます。歯磨き粉の使用も「うがい」と関連しているので、「ぶくぶくうがい」と共に考えていただければ良いかと思います。
使用する場合、現在は「フッ素やキシリトール」配合のものが出ていますので。そのようなものの使用をお勧めします。
重要なことは、泡立ちの少ないものを選んでいただくことだと思います。泡立ちが多いと、ブラシがきちんと歯に当たりにくくなる・お口の中が泡だらけになって短時間で歯ブラシを終わらせてしまう!ということが起こりやすくなるからです。できることならば「歯磨き粉」の購入も歯科医院で、きちんと説明を聞いた上で、適切なものをお求めになることをお勧めしたいと思います。
また、当院でも矯正治療中の患者様において特にお子様には、泡立ちが少なく、キシリトールやフッ素配合の歯磨剤で治療前に磨いていただいております。種類も豊富に取り揃えております。
楽しい歯磨きの世界を広げていきたいと思っています。
お付き合いありがとうございます。
次回は「おやつ」について書きたいと思います。