STAP細胞とムーミン

2014年1月31日

こんにちは、福井県福井市の矯正歯科みねた、院長の峰田です。

昨日から、STAP細胞とその発見した研究チームリーダーの小保方晴子さんの話題で持ちきりですね。発見そっちのけで、ワイドショーは小保方さんの割烹着やムーミン好きなど人柄を伝えています(^^)　世紀の発見をされた方が、若くてチャーミングな女性だったと言うことも、大きな話題ですね。発見に至るまでの、諦めない姿勢と努力の素晴らしさ。そして、女性らしいセンスでの明るくポップな雰囲気の研究室。人となりにも感銘を受けました。

さて、STAP細胞ですが、動物の体細胞に酸による刺激を与えることで、細胞の分化記憶を消去し、万能細胞へと初期化させる従来の常識を打ち破る発見をされたとのことです。また山中教授達が造られた、iPS細胞よりも簡単で短時間にできるとの事です。いずれにせよ、実用化にはまだ時間がかかりそうですが、病気や怪我の方への朗報が楽しみですね。歯科でも、歯や歯槽骨が再生されれば、インプラントのような人工物や入れ歯などはいらなくなるわけですから、すごいことです。

歯科の中でも矯正歯科の素晴らしいところは、自分自身の歯を移動させて並べ治す事が出来る点です。しかしながら、歯を動かせる範囲は歯の植わっている歯槽骨の中に限定されますから、万能細胞の使い方によっては歯を移動させる範囲も大幅に拡大出来るかもしれません。心配は、機械のパーツのように「悪くなったら取り替えればいいや」などとならないよう、健康管理の意識はより向上して欲しいと思います。