医院ブログ

ブラケットを着けた際に起こりやすいトラブルについて

2014年11月9日

こんにちは、福井県福井市の矯正歯科みねた、院長の峰田です。

今回は、ブラケットを着けた際に起こりやすいトラブルについてお話しします。歯の痛みが治まった後に再び痛みが出たり、歯ではなく唇や頬の内側、歯茎などの軟組織に痛みがある場合には次の事が考えられます。

特に最初は細いワイヤーが入っているので、ワイヤーがズレることがあります。ワイヤーが左右どちらかにズレると、ズレた側のワイヤーの後が飛び出るために、お口の後や歯肉、頬の粘膜に当たったり擦れて痛みが出ることがあります。

また、ブラケットとワイヤーを結んでいる結紮線(リガチャーワイヤー)の結び目をブラケットとワイヤーの下に押し込んでありますが、これが飛び出ると頬や唇の内側に刺さったり、擦れて痛みが出ることがあります。痛い部分に当たるブラケットを良く見て下さい。多分、細くねじった短いワイヤーが飛び出ていると思いますので、爪で内側に少し押してお渡ししたワックスで周りをカバーして下さい。

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いずれにしても、唇や頬の内側など粘膜に痛みが出た場合には上記のいずれかのトラブルの可能性が高いですので、すぐにご連絡下さい。

抜歯をした治療の際には、抜歯した部位のワイヤーが歯の間に長く出ているため、食事によってたわんでワイヤーがズレる事があります。

また、奥歯のチューブからワイヤーが抜けて、ブラブラして歯肉や頬に当たって痛みが出たり、不快に感じる場合がありますが、痛みがなければ慌てなくても大丈夫です。

また、まれに起こるトラブルとして、ブラケットが歯から取れたり、ワイヤーが折れることがあります。これらの際には、出来るだけ早くご連絡いただきご来院下さい。


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